明日10月10日は、高橋留美子氏の誕生日だ。
旧体育の日とあって印象深く、
毎年その日が近づくと律儀に思い出してしまう。
ウン歳のお誕生日おめでとうございます、
というよりは
ここまで作家活動を継続なさってきたことが
おめでたいと言えるし、
これからの一層のご活躍をお祈りしております、
と、まるで年賀状の文言のようだが
そんな気持ちである。
体育の日は令和2年に“スポーツの日”と
なってしまい、“移動祝日”となった。
10月10日を特別な日と認識している僕にとっては
かなり残念な変更だ。
記録上、晴天が多いとされる10月10日は、
いろんな学校で運動会が催されることも多かった。
そういえば、行事が多いとされている
「うる星」の友引高校では、
全ストーリー中、“運動会”は一度しか
行われていない。
「体育祭危機一髪…」(6-8)
体力勝負のイベントはいくつも行われているが、
行事の花形ともいえる「運動会」が
一度っきりだったのは、
時の流れを止めて、あたるたちを“2-4”に
縛り付けておくためだったのだろうか。
ちなみに、玉入れが印象深いが
このエピソード(1-8)は“節分”である。
時間が進んでしまうから、
運動会は1回しかできないというのであれば
節分も一回しかできないはずなのだが、
「鬼に豆鉄砲」(7-9)
「うちらの節分ケンカ祭りだっちゃ!!」(16-11)
「節分危機一豆」(26-1)
「怒りの空中戦」(30-6)
と、節分は何度もやっているので、
「(運動会をやらないのは)時間を進めないため」
というのも、妥当な理由ではなさそうだ。
小学館の担当さんも何度か変わってるし、
いろいろあるのかもしれないけど、
ちょっとした“謎”ではあるね。
先週は多忙で、テキストを上げるのが
木曜日になってしまいました。
よろしければそちらもご覧ください。〈おしまい〉