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ただいま臥せっておりまして…「めぞん」の病床シーン

少し前に、
新型コロナのワクチン2回目を接種したのだが
副反応で翌日は少し寝込んでしまった。
病気でもないのに寝込んでしまうのは
なんだか1日を無駄にしているようで
割り切れない気持ちが強かったが、
具合いが悪いという症状が実際に出ているので
副反応も、病気といっていいのかもしれない。

「めぞん」には、やたらと
床に臥せっている描写が出てくるが
印象が強いのはなんといっても

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このエピソードだろう(5-1)。
医者が往診に来ているのは時代を感じるが、

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五代がオモチャにされているのも羨ましかったし、

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三鷹のお粥ネタもたいへん面白かった。
というか三鷹の株はこれで爆上がりだった。

この回が特別印象に残るのは
他の回に比べると、療養そのものが
ネタとして回されていているからかもしれない。

もっとも“性”少年向けスピリッツ謹製の
「めぞん」であるから、やはりこっちだ(2-9)、

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という向きもあるだろう。
確認しておくが、この回の響子の病状は
“ネンザ”である。

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捻挫で二日も臥せるって、すごい時代だなー、
と思うけれど、一刻館はみんなやたら
床(ゆか)で生活してるもんな。
椅子とテーブルの生活だったら
もうちょっと何とかなりそうだけど。

しっかりと治療・療養しているのは
「宴会謝絶」(7-5)からの流れだ。

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ここではいとこの晶が登場しているが、
足折ったぐらいで親しくもない親族呼ぶかね普通。
もっとも昭和59年という、40年近く前の話だし、
病院のホスピタリティも
良好ではなかったのだろうとは思うが。

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三鷹のこれ(10-11)は
心的外傷後ストレス障害PTSD)というやつか。
そんならいろいろとしょうがないね。

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対して明日菜のこれは恋わずらい。
三鷹の家で三鷹と響子の抱擁を目撃してから
金沢旅行と八神編という長いスパンで
放置されていたのでさもありなん。

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最後に響子の父だが
風邪ひいたぐらいで娘が見舞いに来てくれるとは
果報者だな。

ここでのこの風邪は、
オチにおける五代と響子のやり取りを
黙って受け入れさせるための仕掛けなんだけど、

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コメディでもある「めぞん」においては
風邪=各ギャグの熱量を上げる演出でもあり、
弱った身体の父につけこんで、という
いやらしさを出すことなく
こと(父親の了承を得る)を終えられたのは
たいへんに良かったと思う。

「めぞん」では
五代のだらしなさ、貧乏さを描写するために
“布団”もやたらと出てくるのだが
これは畳に布団を“延べる”生活様式
まだ生きていたからだろう。

男おいどん」に限らず
万年床でうだうだやる漫画は多かったが、
ベッドで日がな過ごすような漫画って
日常系においてもあまりないような気がするな。
まぁそもそもそういう自堕落な感じというのが
受け入れられないのかもしれないけど。