いやまぁタイトルのまんまですよ。
『勝手なやつら』のヒロイン茜が
ラムの原型ではないかみたいに言われてますけど
はぁ!? って話です。
いやー、僕は『うる星』アニメ化から
留美ックに入ったので
「びびっと」をリアルタイムで
見ていたような方からしたら若輩も若輩、
なにオマエ。7巻初版じゃないの?みたいな。
あーすいませんねぇ、
『めぞん』の単行本も
なかなか手に入れられなかったですよ。
わーるかったな!!
しかし40年ぐらい経って
改めて見てみても
茜はラムじゃないだろー。
身体か?ボディラインか?
あと吊り目なトコか?
まず、茜は“まったくストーリーに絡んでない”。
いうなれば、完全に“マスコット”であります。
薄っすら、ケイが茜のために身体を張る描写も
ありますけれども、
それが茜である必然性はなく
若い女性なら誰でもよかった、的な感じを受けます。
まぁそれがケイの変人っぷりを強調しているので
作品に対しては貢献しているといえますが。
さて比較対象としてのラムですが
(ここでは最初期に限った話をします)。
出会い直後のあたるの印象では
カラダカラダとにかくカラダ!なわけですが
エピソードが進むと
忌避したいぐらいの対象になります。
あれ?(ピキーン!)
これさぁ、ラムがラムじゃなくて
温泉美女でもよくない?
成立するよねぇ!?
最初期の『うる星』は
厄マンあたるがいろんな厄災をしょい込む話であり
ゆえに起爆装置としてのモノノケや
異星人と出会う話なのですが
(『ダンダダン』やん…)、
それらゲストキャラは舞台装置でありつつも
それ無しでは話が進まない重要なキャラであり、
“マスコット”とは一線を画します。
まぁ正直、あたるとラムが恋仲になっていくとは
お釈迦さまでもわかるめぇ。
だから、茜とは全然違うんでは!?
って言いたかったのです。
以上、現場からお伝えしました!(現場?)
〈おしまい〉