夏の新アニメをチェックしましたら
『カラオケ行こ!』『夢中さ、きみに。』と、
和山やま氏の原作ものを二つもやるんですね。
タイトルは違えど、両方とも動画工房で
スタッフも同一のようなので(続けてやるのかな?)
一時の山本崇一朗氏の原作もののように
比較されてしまうことにはならなさそうです。
和山やま氏といえば『女の園』もなぁ、等と
考えておりましたら
『女の園』で女子高生に翻弄される感じは
教育実習中の五代くんを思い出すなぁ、と
連想したりしました。

それでふと思ったのですが
『うる星やつら』には
五代くんぐらいの若い男性って
あまり出てこなくないですか?
もちろん男子高校生とその同世代は
わんさか出てきますが、
若手社会人というか、自立してるというか……
つばめぐらいじゃないですか?
これはちょっと面白い事象です。
作者を含めたメタ的に考えてもね。
まぁエピソードの半分で学校が舞台なので
そもそも大人が出てきにくいというのはありますが
高校生であるレギュラーキャラたちの存在を
守る(腐さない)ために、
彼らの上位互換である二十代男性を
あまり介在させなかったのかな、とも思います。
なんかそういうの、
昔の劇画村塾なんかで教えたりしてそうですけど。
で、二十代男性を出すのなら
高校生レベルに下げてから出す。
あたるたちが「呆れる」ようなキャラで出す。
代表的なのが花和先生ですね。しっかり変人です。


つばめも当初は変人でしたけど
キャラチェンジして常識人担当になりました。
ほとんど唯一の、常識的な若い男性となります。
そういやぁレイっていくつなんだろう。

ラムやレイとは幼馴染じゃないし
少し年上っぽいけど定職に就いてない風で
まだモラトリアムってところですかね。
定職といえば因幡クンはもう働いていて
モラトリアムは卒業してるっぽいけれども
こいつはホスト枠やろ…。

なんか地に足が付いてないというか
頼りないというか…。


まぁ五代くんそっくりだよね。
でも大人の男性って感じはしないです。
しのぶのために用意されたキャラだし
やっぱりしのぶと大差ない年代に見えるなぁ。
黒メガネも二十代だと思うし

なんなら赤マントも二十代フリーターかもしれんが

その人となりを描写するということでいえば
『うる星』には若い男があまり出てこない。
描けなかったんかなぁ、とも思うんですけどね。
「めぞん」にネタをとっておいたということも
考えられますけれども。
打ち合わせに来ていた担当編集者は
きっと当時若かったと思うんですが
ま、仕事をしに来ているわけでね…。
若い男性が、異性や彼女のこと以外には
酒かパチンコか真野響子のことばっかり考えてる、
なんてことはないんですよ。
〈おしまい〉