諸星家の間取りは今までいろいろ解析されていて
あちこちで発表されています。
ローンローンと連呼していた緒方賢一さんの印象が
強いですが、練馬の庭付き一戸建ては
特段貧しそうには見えません。
まぁ日々つましい生活を送っているのは
確かなようですが。
食生活もさることながら
大変そうだな、と思わされるのはやはり
クーラー未設置というところでしょうか。

地球温暖化のせいか猛暑が続く令和の日本では
「死んじゃうのでエアコンを使用しましょう」
というのが標語になったりしていますが
もはやスイッチを入れる入れないの問題であって、
設置する設置しないという議論は
ナンセンスという状況になっています。
もっとも、昨今でも購入に際して
助成金やらなんやら やってはいるようですけども。
『風鈴樹の音色』(28-8)は
昭和60年(1985年)の夏のエピソードですが
その頃の練馬はどのぐらい暑かったのでしょう。
気象庁の気象データによると
練馬の1985年夏の最高気温は 35.8度!
40年前なのでもっと涼しいかと思っていましたが
結構な猛暑ですなぁ。
まぁ練馬は東京の中でも暑いとされているのですが。
ただ夜はかなり気温が下がったようで
これは羨ましい。
昭和60年のエアコン普及率は
全国で52.3%だったらしいですが
それはエアコンが不要な地域も含めてですから
練馬が今と変わらないぐらい暑かったのなら
諸星家にもクーラー買ってあげたかったですねぇ。
諸星家の居間は六畳ということになっていて、
六畳用のクーラーは 当時でも安いものなら
10万円ぐらいであったと思うんですけれどもね。
電化製品、家電といえばテレビがその雄ですが、
諸星家って結局あの“家具調テレビ”を
ず~~っと使い続けていました。
最後に描かれたのは『月に吠える』(33-9)かな?


『かけめぐる青春』(1-1)の時とは少し形が
違うようですが、『七面鳥逃げた』(30-1)を見ると

まだガチャガチャのチャンネルっぽい。
『月に吠える』は昭和61年(1986年)の作品で、
もうとっくにプッシュ式チャンネルの時代ですし
なんなら世の中ではリモコンも登場しています。
30-2の『おまえのひみつをしっている』では
真吾がリモコンでビデオを操作していますね。

時代も進んでいるんだし、
その時代遅れな家具調テレビも買い換えたら…!?と
思わなくもないですけれど、
諸星家はテレビ依存というわけでもなさそうですし
特にその必要性を感じていないのかもしれません。
…僕も古いスマホ、古いPCを使い続けてるもんねぇ。
家電そのものが『うる星』には
あまり出てこないのですが、
目立つところではもう一つ、炊飯器があります。

『やさしい悪魔』(1-2)で描かれたこのレトロな
炊飯器は、『さよならを言う気もない』(3-3)で
再び描かれますが、

『テン敵』(13-5)で なんと、モダンな炊飯器に
スイッチされています。

ラムやテンが一緒に食べるようになったし
急なお客も頻繁に来るようになったので
八合炊きとかのデカいやつにした、という
結構ちゃんとした設定なのかもしれません。

『マジカルハット』(29-5)でも
たぶん同じ炊飯器なのですが、
その中間ぐらいで発表された
『愛は国境を越えて』(20-5)では
なぜか別の炊飯器であります。

設定考証としては謎ですが
『愛は国境を越えて』においては
後ろのコマで概念的に使われている通り

炊飯器が重要な 凶器 鈍器 小道具なので、
より記号的なデザインに
急遽変えたのかもしれないなぁと
思いました。
や、なんか 収拾がつかないなぁ。
なんで急に諸星家の居間が
気になったかというと、
ぼんやりとドールハウスめいたことを
夢想していたからでして。
僕は令和版『うる星』関連商品を
あまり持っていないんですが
このたび、新しく関連商品を購入しました。
これです。
思えば あたるの造形物を手に入れたのは初めてで、
それは今までガチャやトレフィグも含め
気に入るものがなかったからなのですが、
この「るかっぷ」は
僕的にまぁそこそこかなって思える出来で。
昭和アニメ版とは結構違いますが
インナーがカッターシャツなのは
原作通りと思えばいいし、
運動靴が赤いのは見て見ぬふりをすればなんとか。
で、なんといっても
500円(税込)というこの値段はスゴいよね。
本来の希望小売価格は 4,730円(税込)ですからね。
送料は 800円かかるけれども。
同じ「るかっぷ」のラムのほうは買う気がないので
並べるとしたら、
持ってる ねんどろいど と、かなぁ。
ねんどろいど とは縮尺が結構違うし、
未開封の箱を開けようとはあまり思わないのですが。
気が向いたら、そのうち写真でも
アップしようと思います。
〈おしまい〉