ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









駆け足なカルラ


今、TVでは令和『うる星』が
『ボーイミーツガール』編に突入し
二週目の『結婚するって本当ですか』が
放送されたところです。

名場面であるカルラの“ぼろぼろぼろ”が
あったのですが、渾身の作画でした。


でもなんだか、僕にはどうもその“ぼろぼろぼろ”が
ずいぶん拙速に見えたのです。

いや、今出てきたばかりの君に
いきなり泣かれても感情移入できないよ、
そんな感じでした。

おかしいそんなはずはない。
『完結篇』にはそんなふうに感じなかったのに。

そう思ってコミックスを広げてみると
原作カルラは
「おいっ。」という登場シーンから
6ページ+翌週11ページの
都合17ページで
“ぼろぼろぼろ”をやってるんですね。

令和アニメでは
登場から“ぼろぼろぼろ”まで
5分44秒(CM明けアイキャッチ除く)。

ちなみに『完結篇』はどうだったかというと
登場から“ぼろぼろぼろ”まで
5分55秒。たいして変わらないです。


カルラというキャラの登場を
受け入れるための時間は
アニメ版においては絶対的に短い。


ではカルラのシーンはどのぐらいあったのか。
令和アニメでは
・光池でのあたるとの邂逅
・式場の偵察~乗り込もうとするところ
・式場入り口での警備兵とのやり取り~手投げ弾
・式場に入り、ルパと邂逅
・ラムを泥棒猫呼ばわりしてランチャー、「つ~」
・あたるに「あにすんだ!」ランチャーで殴る
・ラムの替え玉と対峙
・ルパを叱責
・ルパとの約束を持ち出す
・過去回想
・ウソだったのけ!?
・ルパに大っ嫌いだと言われる
・ルパを睨みつける
・ぼろぼろぼろ
と、14シーンになっており
原作から外したシーンは特に目立ちません。


ではなぜ今回
“ぼろぼろぼろ”を唐突に感じたのか。


以前にも『完結篇』のレビューで書きましたが
カルラ(とルパ)は
あたるとラムの代理戦争をやっています。

カルラはあたるとチームになっていて、
でもポジション的には
「私というものがありながら」という、
“普段のラム”の代弁者でもあります。

そういう意味では、カルラを描くことが
あたるを描くことであり、ラムを描くことでもある。
そこはすごくどろどろと組んず解れつ、
ポジションを変えながら
交互に表現しているのだけれど、
令和版ではアングルの寄り引きを含め
その混ざり具合が弱いような気がする。


まぁでも何よりも、
やっぱりカルラのCVが
少し弱いんだと思うんですよ。
まだしっかり自己表現できてないうちに
“ぼろぼろぼろ”になってしまった。

せっかく訛ってるんだから
田舎者の図太さを表現する力強い声で、
カルラというキャラを立ちあげればよかった。

「なんとすても阻止せねばならないのよ。」は
女言葉の「のよ」ではなくて
田舎訛りの「のよ」でしょう。


まぁ正直いうと
“ぼろぼろぼろ”は、なんでそこで
作画を頑張っちゃったかなぁ、とも思いました。
はっきり言って、悪目立ちしすぎでしょう。
そもそもあそこは
息がつまるような、時間の止まったシーンですし。

こうなると
ルパに求婚されて
泣きながら彼にむしゃぶりつくカルラのシーンが
どうなるのかちょっと気になりますなぁ。
まあそこは『完結篇』も
声を入れちゃってるんですが。


ただまぁ、令和カルラについては
ビキニがちゃんとメッシュだったのは
嬉しかったです、はい。

〈おしまい〉

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ブログ四周年を迎えて~いつもありがとうございます


おかげ様で当ブログ「るーみっく おーるど」は
再開四周年を迎えることができました。
いつも拙い文章をご覧くださり、
本当にありがとうございます。

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