ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









レビュー・感想

元都知事のお触りに想起したわけでもないですが。 めぞん一刻「惣一郎さんっ!!」レビュー

先週はぐずついた天気が続いたが来週は雨予報もないようで(東京地方)、梅雨も明けたのではないかという様相だ。 梅雨といえば露子であるが、今回は逆張りで、めぞん一刻「惣一郎さんっ!!」(1-2)をレビューしようと思う。リメイクアニメ「うる星」の余…

カラス女(しのぶ談)と時間旅行! うる星やつら「父よあなたは強かった」レビュー

今年のNHK大河ドラマは三谷幸喜 作の「鎌倉殿の13人」で源頼朝をめぐる北条義時の物語である。折しも物語は頼朝と義経の確執に入っており、菅田将暉の怪演(?)も見どころだ。そういうわけで今週はうる星(3-1)「父よあなたは強かった」をレビューしたい。…

ほんのり桜色… うる星「花見デスマッチ!!」レビュー

桜が見頃を迎えたこの週末の東京は気温が少し低いようだが、新型コロナ対策の“まん延防止等重点措置”が解除されたので花見に繰り出した人も多かろう。とはいえたぶん、飛沫感染を防止するためには桜の木の下での宴席というわけにはいくまい。大勢で賑やかに…

ジョリィと僕とで半分こ! うる星「花より桜もち」レビュー

今日も今日とて何を書こうか考えていたのですが。なんということか、「うる星」にも“桜もち”のエピソード、ありましたわー。完っペキに忘れてた。まぁ、忘れていたのもさもありなん、ではあるんだけど。というわけで「花より桜もち」(31-3)のレビューです…

桜は春の香り… めぞん一刻「桜迷路」レビュー

関東地方はだいぶ暖かくなってきて、近所の桜並木でも、だいぶ蕾が膨らんできた。3月3日のひな祭りの頃から花見のシーズンまでが“桜もち”が出回る時期だが、この“桜もち”という奴、関東と関西で、何を指し示すかが違っている。関東で“桜もち”と呼ばれている…

I'll be back,と言われましても…「腹はらホール」レビュー

ロシアによるウクライナへの侵攻は続いている。戦争の惨禍という状況はもちろん悲しむべき事だが原子力発電所の危機にも象徴されるような、将来への不安もまた心に留めるべき問題だ。日本は食料自給率が低いが、しかしロシアとウクライナからの輸入量はさほ…

努力は報われたのか!? うる星やつら「プリマの星をつかめ」レビュー

先日、某大型掲示板で平野文さんの「好きしてチックン」が話題に上っていたので、「!」とばかりに 押し入れから引っ張り出してみた。 自分ではレアだろうと思っていたんだけれどメルカリの過去出品など見てみると無くはないもんだなぁ、と嘆息ものである。…

鬼の目にも涙、なのか!?「見合いコワし」レビューその4

さて、いよいよ「見合いコワし」(9-7~10)のレビューも大詰めだ。 =その4=の扉絵は印象深い。ラムがリーダーの立ち位置にいること、またその表情が前向きなことが普段のラムにはあまり見られないような気がするのだ。ここには3組のカップルが描かれてい…

ケンカは先手必勝だっけ!?うる星「見合いコワし」レビューその3

※前々回の記事で、リメイク版の放映開始を「開始は4月だというから…」と書きましたがどうやら違うらしいです。すみません。さて、しばらく間が開いてしまったが「見合いコワし」(9-7~10)の続きをやろう。 =その3=の扉はフキダシの台詞付きだ。ユニのこ…

アニメ・リメイク「うる星」のキービジュアルについて

「うる星」リメイクの話もちょっと落ち着いた感がある。開始は4月だというから、今から騒ぎ続けても到底持たないというのもあるかもしれないが、一過性の消費になってはつまらないのでぜひ、よりよい制作者と視聴者の関係を築き上げてほしいものである。さて…

読者参加型企画の名作!? うる星「見合いコワし」レビューその2

さて今週はうる星「見合いコワし」(9-7~10)のレビューの2回目だ。 表紙のラムは劇場版「地球へ・・・」のオマージュだろうか。テンのおまるロケットの後ろ姿は劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のヤマトのようでもある。そういえばテンとあたる…

素晴らしき宇宙旅行!! うる星「見合いコワし」レビューその1

つい最近の日本の話題として衣料品大手のZOZO創業者・前澤友作氏が自費で宇宙旅行を実行した、というのがあった。そういえば私はこの2021年冬アニメで「月とライカと吸血姫」というのを視聴しておりまして。イリナが過酷な訓練を行ったのに比べて前澤氏はそ…

なりそこないの目にも涙…「人魚は笑わない」レビュー後編

今週は、「人魚は笑わない」レビューの後編だ。 登場していきなり湧太に攻撃される“なりそこない”。前編、姿を現したときに“涙目”だったので “なり損ねてしまった悲哀”みたいなものをたずさえて登場か?と思ったのに後編ではただのモンスター扱いである。※雑…

記憶があるからむしろリーディング・シュタイナー?「人魚は笑わない」レビュー

さて、そろそろやるか……「人魚」を。人魚は大作なのでそううかうかと取り上げるわけにもと思ってなんとなく避けてきたのだが、漫画・アニメの「チート転生」「死に戻り」ブームがあるうちに取り上げておいたほうがよさそうなのでここいらで腰を上げることに…

メタ構造のエピソード うる星「あたるの引退」レビュー

この10月4日、総裁任期満了ということで菅総理大臣また菅内閣は総辞職となった。後任には自民党総裁選挙を勝ち抜いた岸田氏が就任することとなる。子どもの頃や若い時は、与党の総裁が総理大臣になる、という構造もよくわかっていなかったし、総理大臣がなん…

引き裂かれた二人!? うる星「愛の行方」レビュー

梨の季節である。以前は二十世紀梨が比較的容易に手に入るところに住んでいたのだが、現在住んでいる東京ではほとんど店頭に並ばない。「うる星」にも梨の話があってどんだけネタに困ってたんだよって感じだが、まぁそれはいいとして「愛の行方」(20-3)の…

バンド解散の危機!?「宝塚への招待」レビュー(後編)

さてさっそく続きを始めよう。「宝塚への招待」レビューの2回目だ。 亜月くんはなんでカッコつけてるんだ?“憑依”などの心霊現象をバカにしている、と見るのが妥当ではあるが、寺まで来ておきながら自分だけ座らないのが解せない。真彦に対する反感もあるの…

すみれの花咲く頃…「宝塚への招待」レビュー(前編)

今期見ているアニメの中に「かげきしょうじょ!!」というのがある。以前からスポ根は好きなほうなので、「かげきしょうじょ!!」も女子たちが頑張っている姿がたいへん好ましい。彼女らは“歌劇”の世界を目指していて、物語中ではそれは「紅華歌劇」とされ…

台風シーズン到来! うる星「台風は楽し」レビュー

この週末は台風10号が接近する予定である。当初3つの台風がフォーメーションを組んでオリンピックを蹂躙しにやってくるといわれていたが、そこまでひどいことにはならなさそうだ。台風10号は、規模としてもさほど大きくはなさそうで、しかし夏季休暇に入る前…

暑中お見舞い! うる星「風鈴樹の音色」レビュー

夏なので連日暑い。オリンピックに配慮してか猛暑の報道はあまりないが、ここ一週間は雨だった日を除いて、ずっと最高気温30度越えだ。今日は35度まで上がるらしい。平日に会社の社屋で過ごす就業中は夏の暑さを意識することはあまりないが、週末自宅にいる…

土用の丑の日を前に・うる星「テンちゃん宙に浮く!?」レビュー

さて、三日後は“土用の丑の日”である。しかしネット民の皆さんならご承知のように絶滅が危惧されるウナギであり、にも拘らず将来性を考慮しない消費が繰り返されている日本のウナギ事情から、土用の丑の日にウナギを食べる、という行為が大手を振ってやるに…

『これで、完璧なのよ』めぞん「夏色の風と」レビュー

関東甲信越地方は昨日梅雨明けが宣言された。今日は気持ちのいい夏空だ。だがしかし東京は緊急事態宣言真っ只中で、昨年に引き続き、今年もプール遊びは見込めないし近県での海水浴も楽しめそうにない。せめて広い青空を満喫したいものだが越境しての旅行も…

バカ野郎そいつがあたるだ!!「面堂兄妹!!=その2=」レビュー

何週かに渡って取り上げている「面堂兄妹!!」、今週はアクションの冴える“ロミジュリごっこ” 部分だ。 雷を前フリに現れたラム。ヒロインAの登場だ。この絵が素晴らしい。左手の位置がいい。手のメガホンであれば両手が口元に来るが、顔を隠さないために左…

ホームドラマ的な面白さ 「面堂兄妹!!=その2=」レビュー

さて今週は「面堂兄妹!!=その2=」のレビューだ。了子はいろいろ催し物を企画するが、今回のエピソードが読みやすいのは、何かのイベントにロミジュリが内包されているのではなく、ロミジュリそのものがテーマなため、そもそものまとまりがよい/消化し…

牛の歩みは遅うございますからな~。うる星「面堂兄妹!!」レビューその2

さて前回に続いて「面堂兄妹!!」(12-8)のレビューをしていこうと思う。 了子のガイコツマスクを幽霊騒ぎにして2P以上にわたって引っ張るのは、いくらなんでも大げさすぎるのだが、牛車で妖怪というと「朧車」というのがたいへんメジャーらしい。「朧車」…

どさくさ紛れに何やっとんじゃ!「戦国生徒会」レビュー

さて「戦国生徒会」の後編はななこ の怒り顔から。 留美ック初期に多用(?)されたこの作画、「戦国生徒会」が掲載された時期にはあまり描かれなくなっていたように思う。往年のギャグ漫画を彷彿させるステロタイプの作画だが、ちょっとほっとするような、…

ノンポリ真田くん奮闘記!「戦国生徒会」レビュー

このところ連載長編のレビューが続いていたので今日は「戦国生徒会」を取り上げます。1回でまとめるのは無理かな~。「戦国生徒会」というタイトルは角川映画「戦国自衛隊」からのインスピレーション、というのは疑いのないところだろう。 掲載誌の表紙を飾…

GO TO !? うる星やつら「幼児たちよ、大志を抱け!!」レビュー

先週は「ああ、子どもの日は恐怖じゃ!」をレビューしたので、今週はその後編のうる星「幼児たちよ、大志を抱け!!」(9-1)を取り上げようと思う。しかしほんとにアニメの方(「秋の空から金太郎!」と「たくましく生きるんやっ!」)はひどかった。“おバ…

自粛中でしたが子供の日だったので! うる星「ああ、子どもの日は恐怖じゃ!」レビュー

先日、ちょっとした調べ物で「笑う標的」をネット検索したのだけれど、漫画家の きたがわ翔さんが、「笑う標的」と諸星大二郎氏の作品の共通点などをブログで書いていらっしゃるのを発見した。諸星大二郎作品は、留美ックファンなら押さえておくべき必須科目…

ギャグが冴える!うる星やつら「コートに消える恋」レビュー

先週の「コートの中では泣かないわ」レビューに引き続き、素敵な夏子パイセンが活躍する「コートに消える恋」(6-3)を取り上げる。 扉絵は二重人格を表したかのような夏子。右の夏子が面堂の写真を抱えているのが今見ると興味深い。そう、この回は夏子回だ…