ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









笑う標的

作画や演出に見るべきものが。「はっぴーバースデーマイダーリン」レビュー

旧アニメ「うる星やつら」は作画部分で先進的な試みをやっていて、引き合いに出される珠玉のエピソードはいくつもある。そういう、アニメならではのクリエイティブの話ではなく、旧アニメが原作の絵のイメージに近いかどうか、という点について最近思うとこ…

笑う標的 その5(最終回)

さて「笑う標的」5回目です。道場を訪れた里美を待つ譲だが目が、不動明(ふどうあきら)のような獣の目になっているのでコワい。こめかみの汗も微妙に謎だが。この梓、眉をひそめすぎてなんかもう異形みたいになってしまっている。マンガになってしまいそう…

笑う標的 その4

今週も「笑う標的」だが、4回目ともなるともう、長いな…。今となっては衆目も集まらない作品ではあるが突っつきがいのある作品なので、さらっと終わらせるのはいかにももったいない。もっとも、高橋留美子系のファンジン界が乗りに乗ってた頃の作品だし、語…

笑う標的 その3

前回、前々回に続いて「笑う標的」の3回目。梓がその本性を開示し始めるところから。里美に話をつけるべく照明を切る梓。高橋留美子氏がコマ内に小さくキャラを描くとき、妙に味わいのある絵になることがよくあるがこれもその一つ。なんかカワイイ。作者の意…

笑う標的 その2

前回に続いて「笑う標的」を取り上げる。久々に再会した梓の美貌に息を呑む譲。…というシーンだが、この梓ってあまり魅力的には見えないな、と当時から思っていて。高橋留美子氏が「美人」というニュアンスでキャラ立てする時にしばしば、口紅をつけている風…

笑う標的 その1

「うる星」の話が続いたので、そろそろ他の作品の話をしなくては。少し前の記事で貝の妖精を取り上げた時に志賀梓を思い出したので今回は「笑う標的」を。(ちなみに貝の妖精の出てくる「ビン詰めの誘惑!!」がサンデー1982年30号頃、「笑う標的」は増刊サ…