ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









われら顔面仲間

「われら顔面仲間」レビューその5

「顔面仲間」についてのレビューはPV数がわりと地味である。さもありなん。書いているほうも気楽でいいのだけれど、いつまでもそうしているわけにもいかない、というのも自覚はしている。ただ、もうこの先「顔面仲間」をレビューする機会は永遠にないだろう…

「われら顔面仲間」レビューその4

あけましておめでとうございます。正月早々のお目汚しですが休んでしまうと続かない気がしてしまって。さて今回は変装倶楽部の部活の実態から。 デートの代打を頼まれた装四郎だが相手も変装倶楽部部員の明子だった。明子のほうが、どういうプロセスで代打と…

「われら顔面仲間」レビューその3

さて前回までで主役二人の紹介を終えたところで次は舞台背景の説明となる。 ありがちなクラスの看板。これだけで「最上級生」「先輩」「受験生」「卒業間近」と説明しちゃえるんだから日本の漫画すごい。卒業間近なら恋愛方面で何かあるな、と深読みを普通に…

「われら顔面仲間」レビューその2

さていよいよ本編に突入である。この作品はとにかく七変化というか仮装パーティーのようというか、普通ならモブシーンの落書きでコソコソやるようなネタを、堂々とストーリーの中核に持ってきてしまった一品である。 導入の一コマ目からしてこれなのだが、「…

「われら顔面仲間」レビューその1

今回は「われら顔面仲間」(1984)のレビューをしてみたい。 まずタイトル。顔面仲間と書いてフェイシャルパックと読ませる。おそらく、おそらくも何も、美容パックからの発想なのだろう。昔の特撮やルパン三世的な、変装の顔をベリベリ剥がす所作にも通じた…