ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









うる星やつら

「うる星」を乗せる音楽ジャンル

今やってるNHKの朝ドラは「カムカムエヴリバディ」といって上白石萌音が主演である。その番組タイトルの語源は昔のNHKラジオ番組「英語会話」の主題歌、「Come, Come, Everybody」かららしい(「証城寺の狸囃子」のカバー/替え歌)。「カムカムエヴリバディ…

今や国民食!! ラーメンと「うる星」

先日こんなものを買いまして。 “天下一品ラーメン”といえば京都に端を発するわけですが、当時の留美ックファンジン界の関西のほうでの中心地も京都だったように思います。重鎮と言われる方たちの中にはずば抜けて賢い方たちも多く、また行動力・活力という部…

ハロウィンに乗じて「うる星」での仮装の話など…。

先日10月31日はハロウィンであった。新型コロナウイルスが影を潜め、積もり積もったうっぷんを晴らすため渋谷の街もたいそう密な賑わいだったらしい。屈託のない今の若い子はともかく、さんざんアニオタを馬鹿にしていたような界隈が自らコスプレに身を投じ…

「マイ・フェア…」のジェンダー問題!?

今週初めに一部でホットだったこの話題。 togetter.com 「マイ・フェア・レディ」はそもそも、「ティファニーで朝食を」と比べると我々世代でも、ぐんと人気がなかったように思う。「マイ・フェア・レディ」はヘップバーン人気よりもどちらかというとその“ス…

失われた“体育の日”に向けて。

明日10月10日は、高橋留美子氏の誕生日だ。旧体育の日とあって印象深く、毎年その日が近づくと律儀に思い出してしまう。ウン歳のお誕生日おめでとうございます、というよりはここまで作家活動を継続なさってきたことがおめでたいと言えるし、これからの一層…

メタ構造のエピソード うる星「あたるの引退」レビュー

この10月4日、総裁任期満了ということで菅総理大臣また菅内閣は総辞職となった。後任には自民党総裁選挙を勝ち抜いた岸田氏が就任することとなる。子どもの頃や若い時は、与党の総裁が総理大臣になる、という構造もよくわかっていなかったし、総理大臣がなん…

引き裂かれた二人!? うる星「愛の行方」レビュー

梨の季節である。以前は二十世紀梨が比較的容易に手に入るところに住んでいたのだが、現在住んでいる東京ではほとんど店頭に並ばない。「うる星」にも梨の話があってどんだけネタに困ってたんだよって感じだが、まぁそれはいいとして「愛の行方」(20-3)の…

台風シーズン到来! うる星「台風は楽し」レビュー

この週末は台風10号が接近する予定である。当初3つの台風がフォーメーションを組んでオリンピックを蹂躙しにやってくるといわれていたが、そこまでひどいことにはならなさそうだ。台風10号は、規模としてもさほど大きくはなさそうで、しかし夏季休暇に入る前…

暑中お見舞い! うる星「風鈴樹の音色」レビュー

夏なので連日暑い。オリンピックに配慮してか猛暑の報道はあまりないが、ここ一週間は雨だった日を除いて、ずっと最高気温30度越えだ。今日は35度まで上がるらしい。平日に会社の社屋で過ごす就業中は夏の暑さを意識することはあまりないが、週末自宅にいる…

土用の丑の日を前に・うる星「テンちゃん宙に浮く!?」レビュー

さて、三日後は“土用の丑の日”である。しかしネット民の皆さんならご承知のように絶滅が危惧されるウナギであり、にも拘らず将来性を考慮しない消費が繰り返されている日本のウナギ事情から、土用の丑の日にウナギを食べる、という行為が大手を振ってやるに…

バカ野郎そいつがあたるだ!!「面堂兄妹!!=その2=」レビュー

何週かに渡って取り上げている「面堂兄妹!!」、今週はアクションの冴える“ロミジュリごっこ” 部分だ。 雷を前フリに現れたラム。ヒロインAの登場だ。この絵が素晴らしい。左手の位置がいい。手のメガホンであれば両手が口元に来るが、顔を隠さないために左…

ホームドラマ的な面白さ 「面堂兄妹!!=その2=」レビュー

さて今週は「面堂兄妹!!=その2=」のレビューだ。了子はいろいろ催し物を企画するが、今回のエピソードが読みやすいのは、何かのイベントにロミジュリが内包されているのではなく、ロミジュリそのものがテーマなため、そもそものまとまりがよい/消化し…

牛の歩みは遅うございますからな~。うる星「面堂兄妹!!」レビューその2

さて前回に続いて「面堂兄妹!!」(12-8)のレビューをしていこうと思う。 了子のガイコツマスクを幽霊騒ぎにして2P以上にわたって引っ張るのは、いくらなんでも大げさすぎるのだが、牛車で妖怪というと「朧車」というのがたいへんメジャーらしい。「朧車」…

終ときて了! うる星「面堂兄妹!!」レビュー

面堂了子というキャラは「うる星」がマンネリになると出現するという、まさに“助っ人”でありながら、彼女が登場する話はマンネリになるというよくわからんキャラである。キャラの役どころも確立していることから“準レギュラー”なことは間違いないのだが、ど…

GO TO !? うる星やつら「幼児たちよ、大志を抱け!!」レビュー

先週は「ああ、子どもの日は恐怖じゃ!」をレビューしたので、今週はその後編のうる星「幼児たちよ、大志を抱け!!」(9-1)を取り上げようと思う。しかしほんとにアニメの方(「秋の空から金太郎!」と「たくましく生きるんやっ!」)はひどかった。“おバ…

自粛中でしたが子供の日だったので! うる星「ああ、子どもの日は恐怖じゃ!」レビュー

先日、ちょっとした調べ物で「笑う標的」をネット検索したのだけれど、漫画家の きたがわ翔さんが、「笑う標的」と諸星大二郎氏の作品の共通点などをブログで書いていらっしゃるのを発見した。諸星大二郎作品は、留美ックファンなら押さえておくべき必須科目…

ギャグが冴える!うる星やつら「コートに消える恋」レビュー

先週の「コートの中では泣かないわ」レビューに引き続き、素敵な夏子パイセンが活躍する「コートに消える恋」(6-3)を取り上げる。 扉絵は二重人格を表したかのような夏子。右の夏子が面堂の写真を抱えているのが今見ると興味深い。そう、この回は夏子回だ…

燃えろいい女 うる星やつら「コートの中では泣かないわ」レビュー

先週、少し取り上げたのだけれどもペラペラめくってみたら結構面白かったので今週は夏子先輩が活躍する、「コートの中では泣かないわ」(6-2)を取り上げようと思う。二話にわたったエピソードなので、少し長くなりそうだ。このエピソードが掲載されたコミッ…

祝!新入学!! うる星における「先輩・後輩」

先週はどうやら、入学式シーズン真っ盛りだったようであちこちで保護者と連れ立った新入生を見かけた。新型コロナが猛威を振るう中、それでも入学式が執り行えたのはよいことだった。ただ我が子の場合を見てみても今年は入学式への在校生の参加は見合わせる…

“ループもの”として読む うる星「忘年会じゃあ!」レビュー

2020年秋から2クールで「STEINS;GATE」の再放送をやっていて、下の子と一緒に楽しく見ていた。「STEINS;GATE」はいわゆる「ループもの」で、「魔法少女まどか☆マギカ」あたりと並べて語られることが多いけれど、その文脈で「ビューティフル・ドリーマー」(19…

うる星やつら「馬と令嬢」レビュー

webにアクセスしている人ならだいたいご存じだと思うけれども、「ウマ娘」というソーシャルゲームが流行っていて、御多分に漏れず僕もやっている。とはいえ1回のプレイ時間が結構長くて、平日は育成を一周やるのが関の山だ。ストーリーのテキストを読んでい…

「うる星」におけるルッキズムについて

東京オリンピック・パラリンピックの開会式/閉会式の演出でタレントの容姿を侮辱した演出案を検討していたとの案件で、式典の演出責任者が辞任した。豚は時に愛嬌ある動物として愛されていて、例えば「SING」のロジータはすごく魅力的だ。ロジータを演じた…

「O~、島ですぅ~」うる星やつら「タヌキが“ツルの恩返し”」レビュー

声優の菅谷政子さんがお亡くなりになりまして。出﨑・杉野コンビの「エース」はマイフェイバリットだったので残念です。 アニメ「うる星」に出演した声優さんの中にも訃報を耳にすることがたまにありますがキャラの死のようにも感じてしまい、心にずっしりき…

“桃の花 梅の花には咲きません” うる星やつら「桃の花歌合戦」レビュー

2月もそろそろ終わりに近づき、梅の花が満開に咲いている。僕は花粉症持ちなのだが、その薬の副作用もあって、なんだか眠たい日々だ。春に眠たいといえばうる星3-7「春のうららの落第教室」なのだがあの話で咲いてるのは桜である。今年の桜の開花はもうちょ…

今年のバレンタインは日曜日だから! うる星やつら「惑わじのバレンタイン!!」レビュー

えー、明日はバレンタインデーなので、それに沿った作品のレビューをしようと思う。PV数を気にしているわけじゃないけれど、時事ネタを絡めると連想がすすんで文章書きが楽なのだ。 まずはこのエピソードのタイトルだが、「惑わし」ではなく「惑わじ」である…

うる星「風邪イヤですね!」レビュー

新型コロナウイルス蔓延中の東京は今日も新規感染者数の記録を更新している。ちなみに584人である。記録として書きとどめておくと、国の政策である「Go To キャンペーン」がたいへんな物議をかもしているが落としどころは難しそうだ。さてそんな状況なので、…

うる星「妖花・サクラ先生」レビュー

2020年も師走に入ろうという今日この頃、日本を含め、全世界的に「新型コロナウイルス」が猛威を振るっている。そこで今回は「うる星やつら」コミックス5巻より「妖花・サクラ先生」をレビューしたいと思う。不謹慎かな? まぁいいや。まずは表紙から。 あた…

2色カラーの「うる星やつら」

前々回にちょっと触れた「うる星やつら パーフェクトカラーエディション」、さっそく買ってきた。とりあえず上巻だけだけれども。 amazonでは上巻は売り切れててマーケットプレイスにプレミア付きで出ている状況だけどリアル店舗で定価で購入できた。すんな…

「鬼滅」ブームと昔の「うる星」ブーム

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が大ヒット中である。興行収入の記録を打ち立て、きっとさらに伸ばしていくことだろう。まさに社会現象となっている「鬼滅」だがどちらがいい悪いではなく、「うる星」の当時の流行っぷりと比較してみたい。まず社会現象と…

「英訳 うる星やつら」は2色カラー

僕は「うる星」アニメ化からのファンで、だから初期の「留美ック」には触れていない。原作志向とはいっても、手に入れていないコンテンツも多数あって、でも30ウン年前ならいざ知らず今となっては「まぁ、いいか」で済ませてしまっているのが実情だ。「うる…