ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









うる星やつら

じゃあ『系図』が失敗作だったとでもいうのかね

今週は『人魚の森』レビュー5回目の予定でしたが令和アニメ『系図』にやられて他のことに頭が回らない状態なので素直に『系図』を考えることにします。

いい感じだといいんだけれど

気になってることが一つありまして。

『想い出ボロボロ!?』の考察

今週は『想い出ボロボロ!?』(17-8)について少し考えてみたいと思います。レビューではないのがポイントです。

好きのかたちはそれぞれ…友引高校校長のはなし(2024.3.18追記しました)

2023年も押し詰まって、そろそろアレが気になってきました。コミケが近いこともあってSNSでもそっちの発信量が増えてきているようですしね。

ラムは自分の子に“こける”と名付けるか(2023.11.22追記しました)

子供の頃からタイムスリップものが好きで、現代装備を以て過去で無双する『ファイナル・カウントダウン』や『戦国自衛隊』は夢中になって見ていました。

諸星あたるを女たらしにはしなかった高橋留美子

ラブコメ漫画、恋愛漫画について何週か書いてきたが考えはやはり『うる星やつら』にも及ぶ。

巡恋歌

なにとはいまさら言わないがとある“ TS もの”のアニメを楽しみに見ている。もともとはアニメーション目的で視聴していたのだが、主人公が己の異性化を受け入れていく様子が僕にとっては新鮮で面白い(原作未読)。

悲しみのデスマスク(追記しました)

旧アニメ「うる星」にはいくつか炎上した案件があります。細かい批判まで挙げるとキリがないのですが、代表的なのは・98話「そして誰もいなくなったっちゃ!?」の ラム死亡シーン ・114話「ドキュメント・ミス友引は誰だ!?」の 竜之介踏み絵シーン ・映画「ビ…

19巻から25巻の絵柄

「うる星やつら」の原作は全 34 巻ある(少年サンデーコミックス版)。その中で今週は、“ 19 巻から 25 巻の絵柄”について検証してみたい。こういうのはさっさと結論にいったほうがいいだろう。 同じ角度の顔を集めるには正面顔が望ましいのだがラムの完全真…

「高橋留美子本」の「うる星作品論」を読んで

結構前に買ってあった「高橋留美子本」。実はまだほとんど読んでないです。なぜと言うに、ここのブログで作品のレビューを書くにあたってあまり影響を受けたくないからなのですが、そろそろちょっとずつ手を付けてもいいのかなと思いまして今回はその中から…

SNS や、“あたラム”など

アニメ令和「うる星」のおかげで日々いろんな人の Tweet を拝見しています。#(ハッシュタグ)で追いかけると未知のついったらーに出会える半面、あまりに量が多すぎて埋もれた良 Tweet を見逃すことも増えるので、ここしばらくは、僕と志向が合う人がしてく…

昔のサンデーグラフィックを出してきました

アニメ令和「うる星やつら」のことでちょっと知りたいことがあったのでTVアニメ『うる星やつら』公式スターティングガイドを買おうかと思ったのだけれど1,800円もするんですねぇ。昭和57年(1982年)発行のサンデーグラフィックうる星(無印)690円とは隔世…

リメイクアニメ放送まであと少し!

先日9月29日に、リメイク版「うる星やつら」の第2弾PVが発表されました。まぁラムがくるくるとよく動くこと。アニメーションの品質については本編を通して見てみないと何ともいえないですが、少なくともラムを魅力的に描きたいという制作スタッフの気持ちは…

キャラクターが、牙を剥く!

漫画・アニメのキャラクターの特徴のひとつに「ギザ歯」というのがあります。一般的には敵意を持ったり発奮した時などに剥きだした歯列がノコギリのようにギザギザに鋭く尖る漫画的表現を「ギザ歯」と呼称していると思います。最近ではそれとは別に、構造的に…

ラムの髪の彩色について

お盆も終わって残暑に入っていく今日この頃。うだるような暑い日が続く中に時々雨の日もあって、そんな日は少しだけ過ごしやすい気もします。ここのところ、雨の日に通勤で外に出ると女性の間で、虹色に色が変わるビニール傘が流行っているのに気が付きまし…

名セリフ多し! うる星やつら「白球にかける青春」レビュー

まだ7月ですが暑さ真っ盛り、夏真っ盛りです。こんなにも季節を感じる中、社会は新型コロナの影響でなんとなく停滞していて、いろんなことが気怠いなかでしかし今年は夏の高校野球がしっかり行われているのがなんとなく救いだなぁと思っています。プロ野球は…

軒端に揺れる打算… うる星「七夕デート」レビュー

先週は七夕でした。ゾロ目の日なので否応なく認識させられる日ですが、ゆかりの食べ物があるわけでもないし笹を用意するのも現実的じゃないしで、特に何をするでもなく終わっていった感があります。初心い恋からはずいぶん離れてしまったのですが、令和の世…

NTTですらない、電電公社の時代のお話。うる星「絶体絶命」レビュー

昨日、大手携帯電話キャリアで通信障害がありまして、相当混乱したようです。電話やネット閲覧に留まらず、イベント入場の際の電子チケットとしての使用やキャッシュレス決済などにも影響があったようで、スマホに生活のかなりの部分を握られている弱さを改…

「パパは世界一だ!」 うる星「父よあなたは強かった」レビューその2

さて、一週空いてしまったけれどもうる星「父よあなたは強かった」(3-1)のレビューの続きである。 時は1173年。ファンタジー全盛の昨今において、こうしっかりと時代と場所を明記しているのはなんだか新鮮に感じる。史実としても、その時分 義経は遮那王と…

カラス女(しのぶ談)と時間旅行! うる星やつら「父よあなたは強かった」レビュー

今年のNHK大河ドラマは三谷幸喜 作の「鎌倉殿の13人」で源頼朝をめぐる北条義時の物語である。折しも物語は頼朝と義経の確執に入っており、菅田将暉の怪演(?)も見どころだ。そういうわけで今週はうる星(3-1)「父よあなたは強かった」をレビューしたい。…

三宅しのぶの憂鬱

先週に引き続き、三宅しのぶの話である。連載当時というか、アニメ「うる星」放映当時というか、“三宅しのぶ派”のファンは確かに存在した。そういう人が今も変わらずしのぶのことを好きかどうかはわからないが、しのぶを好きな人が存在するのにしのぶを批判…

ほんのり桜色… うる星「花見デスマッチ!!」レビュー

桜が見頃を迎えたこの週末の東京は気温が少し低いようだが、新型コロナ対策の“まん延防止等重点措置”が解除されたので花見に繰り出した人も多かろう。とはいえたぶん、飛沫感染を防止するためには桜の木の下での宴席というわけにはいくまい。大勢で賑やかに…

ジョリィと僕とで半分こ! うる星「花より桜もち」レビュー

今日も今日とて何を書こうか考えていたのですが。なんということか、「うる星」にも“桜もち”のエピソード、ありましたわー。完っペキに忘れてた。まぁ、忘れていたのもさもありなん、ではあるんだけど。というわけで「花より桜もち」(31-3)のレビューです…

努力は報われたのか!? うる星やつら「プリマの星をつかめ」レビュー

先日、某大型掲示板で平野文さんの「好きしてチックン」が話題に上っていたので、「!」とばかりに 押し入れから引っ張り出してみた。 自分ではレアだろうと思っていたんだけれどメルカリの過去出品など見てみると無くはないもんだなぁ、と嘆息ものである。…

鬼の目にも涙、なのか!?「見合いコワし」レビューその4

さて、いよいよ「見合いコワし」(9-7~10)のレビューも大詰めだ。 =その4=の扉絵は印象深い。ラムがリーダーの立ち位置にいること、またその表情が前向きなことが普段のラムにはあまり見られないような気がするのだ。ここには3組のカップルが描かれてい…

ケンカは先手必勝だっけ!?うる星「見合いコワし」レビューその3

※前々回の記事で、リメイク版の放映開始を「開始は4月だというから…」と書きましたがどうやら違うらしいです。すみません。さて、しばらく間が開いてしまったが「見合いコワし」(9-7~10)の続きをやろう。 =その3=の扉はフキダシの台詞付きだ。ユニのこ…

アニメ・リメイク「うる星」のキービジュアルについて

「うる星」リメイクの話もちょっと落ち着いた感がある。開始は4月だというから、今から騒ぎ続けても到底持たないというのもあるかもしれないが、一過性の消費になってはつまらないのでぜひ、よりよい制作者と視聴者の関係を築き上げてほしいものである。さて…

「うる星やつら」再アニメ化に向けて

新年あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いいたします。元旦早々「うる星」再アニメ化というどぎついニュースが流れてきて、この正月はまんじりともしなかった。今年2022年の干支が“寅”であることはもちろん認識しており、だから…

読者参加型企画の名作!? うる星「見合いコワし」レビューその2

さて今週はうる星「見合いコワし」(9-7~10)のレビューの2回目だ。 表紙のラムは劇場版「地球へ・・・」のオマージュだろうか。テンのおまるロケットの後ろ姿は劇場版「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」のヤマトのようでもある。そういえばテンとあたる…

素晴らしき宇宙旅行!! うる星「見合いコワし」レビューその1

つい最近の日本の話題として衣料品大手のZOZO創業者・前澤友作氏が自費で宇宙旅行を実行した、というのがあった。そういえば私はこの2021年冬アニメで「月とライカと吸血姫」というのを視聴しておりまして。イリナが過酷な訓練を行ったのに比べて前澤氏はそ…