ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









昔のサンデーグラフィックを出してきました


アニメ令和「うる星やつら」のことで
ちょっと知りたいことがあったので
TVアニメ『うる星やつら
公式スターティングガイド
を買おうかと思ったのだけれど
1,800円もするんですねぇ。

昭和57年(1982年)発行の
サンデーグラフィックうる星(無印)690円とは
隔世の感があります。

学生だったその頃に比べれば
自由に使えるお金は増えましたが、例えば
当時のサンデーコミックス「うる星」340円と
サンデーコミックス「MAO」550円との
上昇率の違いに比べると
なかなかですなぁ、と思ってしまいます。


思えば昔のサンデーグラフィックには
たいへん楽しませてもらいました。
毎度毎度、高橋留美子氏の書きおろしが付いてたし、
留美ックの小ネタを収拾するにも
欠かせない存在でした。

これは(無印)のグラビアです。
アイメイク&口紅がしっかり施された、
ちょっと傲慢な表情が魅力な、青い目のラム。

表紙(上記)でも化粧が施されているし、
そりゃ高田明美氏が口紅付けるのも無理はない。
まぁなんにつけバランスというものは必要ですが。

ラムのデザイン案なんかも載ってたのは
嬉しかったなぁ。

サンデーグラフィック「うる星やつら」の
(2)、(3)では、
「びびっと」に載っていた漫画が転載されていて、
これも嬉しかったものです。

まだ「るーみっく わーるど」が刊行されておらず、
「うる星」「めぞん」の他には
「ダストスパート!!」の単行本ぐらいしか
入手できなかったですし。


しかしこうして、
昔の「サンデーグラフィック」をめくっていると、
いろいろ思い返されます。

アニメ昭和「うる星」のスタンスって、

こうでもあったんですよね。
これは紛れもない事実。
テンが早期に出てきたり
やたらキンタローだったりしたのは
この辺の兼ね合いもあったのではないでしょうか。


(モザイクかけてます)
今でこそ「ラムのラブソング」は
名曲として親しまれ、
歌詞や楽譜を探すのも簡単ですが
当時はそうではありませんでした。
だからここでコードがわかった時は
喜んだものでした。


昔はおおらかだった、とはよく言われますが
FZサークルの連絡先が
実住所と本名で載ってたりしますねぇ。
いやー恐ろしい。
もう何十年も前のことですから
同じ場所に住み続けている人は
少ないかもしれませんが、
なかなかになかなかです。


まぁそんなわけで、
昔はサンデーグラフィックの新刊が出るのを
心待ちにしていたものですが、
情けないことに、完結篇まで完走することなく
買うのをやめてしまいました。
ちょっと惜しかったかなぁ。〈おしまい〉