ぼちぼちと更新していければ

(毎週末の更新を目指しています)









迫害されるに足る、という自覚はあった

 
なんか知らないけど G.W.明けぐらいから
オタクが迫害されていた歴史が云々、
みたいな研究発表や
それを踏まえての論争が展開されていて、
なんというか いまさら感がすごいです。


この問題は地域性もあるし
1年違うだけでも格差があるし、
その時何歳だったかでも
感じ方が違うと思うので、
それぞれが胸にしまっておくのが
いいんじゃないですかね。

いまさら謝罪してもらえるわけでもないし
補償金がもらえるわけでもないし。


恨みは消えないけどな。


令和『うる星』を
過剰に擁護していた層の一部に
オタクをあからさまに侮蔑する人種がいて、
そいつらって昭和版放映当時、
きっとオタクを迫害してたんだろうな、
自分もこっそり『うる星』見てたくせに。
と僕は思っています。
エビデンスはありませんが。


そもそも彼らが嫌うメガネというキャラは
オタクの自虐キャラであって、
オタクが調子に乗って権利を主張している
キャラではないんだよ。
だから当のオタクがメガネを嫌うなら
筋が通るんだけど、
非オタクがメガネを嫌うのは筋違いで、
それはもう単にオタクが嫌い、見るのも嫌、
ということでしかない。


そんな奴がオタク漫画・オタクアニメである
『うる星』見てんじゃねえよ。入ってくんな。


だいたい某エロかっこいいアーティストが
なんか『うる星』にすり寄ってきて
純愛とかなんとか
わけのわからんカテゴリーにしてしまったけど
それはラムがセックスシンボル的なIPとして
ビジネス的に少し重なる部分が
あったからなんじゃないかねぇ。
小学館的にはよかっただろうねぇ。

それを機に『うる星』は一時、
ラブなストーリーとしての消費物に
落ちぶれてしまった感じがする。



話を戻すと
『うる星』ファンが
『うる星』ファンだから叩かれた、という
事例はあまりないのかもしれない。


だってみんな、
『うる星』を楽しんでいることを
大っぴらにはしなかったから。

顕在化はしなかった。


顕在化してたのは家庭内であってですね。
水曜 7:30 からオンタイムで視聴するには
家族に内緒というわけにもいかず。


「また幼稚なテレビマンガなんか見て」
「ハダカの女の子のマンガなんか見て」、
いやぁ家族の視線が痛いのなんの。

「マンガじゃないんだアニメなんだ」
「ビキニ着てるしSFだからこれでいいんだ」
などと口ごたえはするものの、
やっぱり後ろめたいってことは
「そう見られても仕方ないよなぁ…」という
自覚があったからに他なりません。


昭和の時代で
エロコンテンツも少なかったですしねぇ。

以前も少し書いたけど
ラムが半裸じゃなかったら
作品が人気にならなかった可能性は
めちゃくちゃあると思ってます。


まぁそんなわけで
親の冷たい視線に耐え、
そうじゃないんだといって
生きてきたわけですけども。


少年サンデーコミックスの背表紙は

ラムの顔が配置されていますが
パーフェクトカラーエディションでは

ラムの全身が配置されています。


それを見ていて思ったんですけど、
これ、『けっこう仮面』の背表紙と
たいして変わらないよなぁ、って。


そりゃ親も悲しみますよ。
これを文化で押し通すのは難しいっす。

若者のリビドーを抜きに
この存在は語れないですよやはり。

それでも綺麗ごと言います?


〈おしまい〉