ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









推しは尊し、なんだけれども


最近 “X” の“おすすめ”を眺めていますと
昭和の塗り分けのラムが増えておりまして
うーんなんだろ、地道な“いいね差別”が
功を奏してきたのかなぁ、などと考えるんですが
もしかしたら単純に
最終回から2ヶ月も経って、
昭和塗り分けをする人たちが
有意に多く残ったのかもしれなくて。

いずれにせよ僕としては喜ばしい限りであります。

『らんま』に関するポストも増えていて
でも僕は『らんま』については門外漢なので
あまりめったなことは言えないのですが
なんとなく感じるのは
“初々しさ”が好かれてるポイントなのかなあ、と。
これは結構興味深いです。

うる星やつら』という作品では
顔を赤らめあっている二人、みたいな状況が
あんまり無かったともいえるんですが、
ファンが求めているものも
結構違うもんだなぁ、って思います。


最近の『うる星』にまつわるポストでは
カップリングに対する熱い思い、みたいなのが
隆盛のように感じますね。

対して、「ラムちゃん好きじゃあ!」みたいなのは
あんまり見ない。これも興味深い。

いや、「ラムちゃんカワイイ!」ってのは
めっちゃ見ますよ。
「カワイイラムちゃん大好き!」みたいなのも
結構ある。
そういうファンシーな感情ではなくて
もっと異性として好きというか
年賀状に「やっぱりラムちゃんはイイ!」とか
書いちゃうようなやつ。
そういう人がね、あまりいなくなったような。

これもしかして、
キャラとキャラとのカップリングが定着したから
ファンとして身を引いたというか
見守り側になっちゃったってやつなのかな。


いやでもさ、結婚したわけじゃなし、
まだ望みはあるわけじゃないですか。


そのカップリングの“関係性”が尊い、という観方も
もちろんわかりますが、
 “X” がそういう感じ一辺倒なので
純粋に、不思議だなぁって思ってます。


たぶん、“ラムちゃん好きじゃあ”派の男性たちが
声をあげていないだけだと思うんですけれどね。
サイレントマジョリティ”ってやつでしょうか。


〈おしまい〉