前々回にちょっと触れた
「うる星やつら パーフェクトカラーエディション」、
さっそく買ってきた。
とりあえず上巻だけだけれども。
amazonでは上巻は売り切れてて
マーケットプレイスに
プレミア付きで出ている状況だけど
リアル店舗で定価で購入できた。
すんなり手に入ったからいいけど、
倍以上の値段付けるのは
せめて売り切れから
十年以上経ってからにしろよな。
さて、僕が初めて「うる星」を
ファンの立場から読んだのが
コミックス11巻の「薬口害」なのだが
「パーフェクトカラー…」上巻では
ちょうどその辺りまでのカラー原稿が
掲載となっている。
だから思いのほか新鮮だった。
結論からいうと買ってよかった。
それに、よく考えたら
白が白い紙で2色原稿を見たことも
あまりないような気がする。
何をいまさら、と思われるかもしれないが
ラムの髪の赤さが、
「色が入っている」ことを示す彩色ではなく
「赤い」ことを示す彩色だと
あらためてわからせられたような気持ちだ。
ラムの髪は、2色では
朱100(? 仕組みがわからないので)
になっているようで、
スミっぽさがない彩度の高い色だけど、
モノクロでコミックスに収録されると
かなり濃い目のグレーになる。
ここがかなり印象が違う。
ラムの髪は、
発光するような赤だったんだな、と。
「薬口害」以降の2色カラーは
サンデー本誌で目にしているはずなのだけれど
紙質の違いか、記憶色と印象が違う。
当時の掲載誌はもう持ってないけど
こんなだったかなー。
11巻以降で塗りが変わったとかあるんかなー。
「パーフェクトカラー…」下巻を買えば
確かめられるので、
下巻もやっぱり買ってみようかな。
ラムの髪の濃さといえば、webを漁ってて
というページを見つけた。
僕自身もラムの髪にトーンを使ったことはあるし
なんなら同人の皆さんの、
トーンが貼られたラムの絵を
アホほど見てきたわけだけれど
何番が正式なのかは知らないままだ。
ラムの髪のスクリーントーンが何番か、
確かどっかに言及されてたな、と思ったら
これだった。
でも安永航一郎氏はたぶん高橋留美子氏の
アシスタント経験はないと思うので
確実な情報ではないと思う。
比べると、ちょっと違う気がするし。
「うる星」のサンデー掲載ページは
当時は「うる星」の部分だけ
切り取って保管していて、
その中にはもちろん2色原稿もあったんだけど
上京の時に処分してしまった。
だから古い「うる星」掲載サンデーを
今でも持っている人はすごいな、と思う。
表紙だけは捨てずにとってあるんだけど。