ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









Twitter開設なう。

2021年6月1日に、
高橋留美子氏がTwitterを開設された。

個人のアカウントというよりは
仕事用の公式アカウント、という色調が強い。
るーみっくプロダクションではなく
担当編集者が担っているようで
宮崎駿氏と鈴木敏夫氏のような感じだろうか。
おそらくは小学館の編集者なんだろうけど、
ということはそういうことなのか。

アカウントは“rumicworld1010”。えぇ……。
ちょっと調べてみたら、
氏が使いたそうなIDは軒並み使われてるな。
筆頭のTwittererは熱心な方のようなので
どうこういうのは無粋であるが、
中には押さえるだけ押さえておいて
使った形跡の全くない、
売買を目論んだようなアカウントもあったりして
なんだかなぁ、な感じではある。
そういうのに屈さないで、
違う文字列で開設なさった英断には
拍手を贈りたい。

5日が経過した本日6月5日時点で
33.2万フォロワーである。
すごいといえばすごいが、
地球規模で愛読されていることを考えると
意外に少ない。

おそらくは、昔のファン層が
氏のTwitter開設のニュースを知る経路がない、か、
現在の氏の作品、ひいては現在の漫画界の状況に
興味をもっていない、などの理由によろう。

また、今現在のファンの一定層に
作品外まで深掘りする習慣がないことも
一因かもしれない。


最初のTweetにはラムが掲載されているが
そこは普通、連載中の
「MAO」なのではないだろうか。

あと誰が決裁したか知らないけど
ヘッダー画像で「2億冊突破」が一番目立つのは
あまりにも商業主義を前面に出し過ぎだと思う。

「最近先生が描いたサイン色紙」といって
2年以上前の絵を持ってくるのもどうなんだ。

このTwitterを運営している編集者の人は
もうちょっと“プロデュース”ということを
考えた方がいいと思う。

「編集王」