ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









作品への配点


いやあ、Twitter ヤバいですね。

経営方針もさることながら
こっち界隈の話では
劇場版認証公式に大量に釣られていたのも
なかなかに興味深かった。
エイプリルフールにいろんな会社が仕掛ける
ジョーク記事や虚構より
だいぶんレベル低い記事でしたが。


先日、とある Tweet がバズっていました。


その 2 も含めると、個人的にはおおむね同意です。
大好きな動画工房が入っていないのは残念ですが
上記と比べると“美麗”というくくりでは
ない気がするし。


最近、日課のように
アニメ令和「うる星」の感想を
漁っているのですが、
「作画」という言葉の使い方が
投稿者によってまちまちなのではないかと
感じています。

ビデオを一時停止にして
その静止した絵について語っている人と、
動く“アニメーション”という意味で
使っている人がいるっぽい。

だからなのか、話が噛み合ってない。

制作作業としては
どちらも“作画(原画)”になるのかも
しれないですけど、
絵が整っていることと、動くこととは
別ですから。


とはいえ人の判断基準はさまざまで、
ですので戯れに
僕の、アニメに対する評価配点表を
作ってみました。


キャラデザや背景、BGM・SE は
番組開始時に決まっているものですので
配点に入っていません。


僕の場合、アニメーションの比率が
結構高いんですよね。
見惚れるような動きを見せられたら
それだけでワクワクしてしまう。


令和「うる星」には点数を記入しませんでしたが
そもそも人によって、
“配点”が違うと思うんですよね。

配点が違う同士が議論しても
なかなかうまくいかないのではと思います。


また、それぞれの項目で配点を変えているから
“気に入らないところがあるけど見る”ということが
発生するのだと思うのです。

ちなみに上の表でいうと
おおむね半分、点数が取れていれば
視聴を継続する感じです
DIY はヤバいところですが
ジョブ子が出てきてぐっと興味が出てきているので
切らずに見ています。
ジョブ子が主役のせるふではなく
ぷりんと同居してるのが新鮮に感じてます)。

他の方の“配点”はどんな感じなんでしょうかね。


あと最近、個人的にしみじみ感じているのは
高橋留美子作品における
“ファンシー”を重要視している層が
相当数いらっしゃることです。

丸っこい作画、まぁどちらかというと
らんま期がそうなんでしょうけれど
うる星後期とか、キツネとかそのほか、
つまりなんか丸っこくてかわいいやつ。
ストーリーについても同じく、
なんかかわいいのがかわいいことするやつ。


そういう嗜好を、否定するものでは全くありません。

しかし改めて目にするとそりゃ、
SFっぽさ、筒井っぽさをよしとする層とは
相容れないわな、と思います。
見ているところが違うんですもん。


そりゃ、黒目が小さいのが好き派と
黒目が大きいのが好き派が発生しますわ。
そのどっちもが“原作派”だというね。


ファン層の広さという部分ではつくづく
高橋留美子作品の懐の広さを思い知らされます。
きっと編集さんも有能なんでしょう。


逆に言えば、だからこそ原作にすら
自分に合わない部分もあるわけで
みんな“いいとこ取り”して
楽しんでいるんだと思うんですよ。

そういうことなんじゃないでしょうか。
〈おしまい〉