ぼちぼちと更新していければ

(毎週土曜日中の更新を目指しています)









道ならぬ恋について


8月も終わろうとしており
高校野球も終わってしまいました。
巷では『24時間テレビ』をやっているようです。


この数日間は複数の漫画を
とっかえひっかえ読んでいます。
ハチミツとクローバー
『スキップとローファー』
(『闇金ウシジマくん』)

僕自身、もはや老害の一角となっていて
作品の対象年齢ではなく
逆に作品側から not for me を
突き付けられる立場となっているのですが、
コソコソとそれら作品を楽しんでいると
いままで接してきた他作品との違いを考えたり
比較したりすることもまた面白い。

これはいい、あれはダメなどと点数をつけるほど
僕は偉くないですが
それらに対して考える、評価をするというのは
本当に楽しい。

作品に没頭して
その世界に埋もれて
その出来事を(疑似)体験することと同じぐらい
その作品について考えるのは楽しいです。

それが、加齢と共に培われた経験が
もたらしてくれたのだとしたら
長く生きてきて良かったなと思えます。



評価とはいえ
作品につけ何につけ、
悪くいうのはなんというかもうしんどい。

それに、出来が悪かったことと
未熟なことって結構密接で、
未熟なことって責められることか?
と思ったりもするし。

若さってガンバリズムだ、とは
バタアシ金魚』の花井薫クンの言葉だけど
がんばることで履かせてもらえる下駄もあるし
がんばることが評価されるのは
若い人の特権で。


未熟なことは別に構わないんだけど、
未熟を脱しようとがんばることが
大事なんではないかなあ。



以前、高橋留美子氏は
「体験していなくても漫画は描ける」と
主張しておられたけれど、
漫画によるよな、と思う。


五代くんが響子さんと結婚したがった理由は
めぞん一刻』のなかに
ちゃんと描かれていただろうか。

「欲しい」という気持ちは伝わった。
一筋縄ではいかないことも
“全部呑み込んで(承諾して)”
僕が受け止めようじゃないか。
それも伝わりました。

なるほど、包容力の部分での成長もみえる。

だけど、五代くんの
「響子さんと結婚したい」という気持ちの中に
響子さんという人格が
“入っていない”気がするんだよねぇ……。


で、それは昭和の価値観だとかにも
大きく左右されているだろうし
昭和の青年漫画誌のレベルにもよるだろうし
いいか悪いかではないのだけれども
わりと浅いな、と思わなくもなくて。







まぁ恋愛ものやラブコメ以外の漫画であれば
全然大丈夫な感じかもしれないのですが。

だれも妖怪や魔物なんて見たことないしね。
〈おしまい〉